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現在、はつらつとした笑顔の元気な女性が増えています。その背景には、勤務場所にとらわれることなく自分の実力を仕事に活かせるSOHOスタイルの存在があることは確か。このコーナーでは、女性ならではの発想をSOHOにうまく活かし、理想のライフスタイルを実現している女性たちを「あこがれのSOHO人」とし、仕事のエピソードから裏話、将来設計にいたるまで根堀り葉堀り聞いちゃいます。同時に最近のSOHO事情まで見えてくるインタビューです。 |
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今回は、広島SOHO'クラブ代表として活躍中の牛来千鶴さんです。 「常に120%を目指す」というスキルアップ策を実行し続け、自分が成長する為に、あえて独立して苦労するSOHOとなる決意をした牛来さん。今では、SOHOと企業を繋ぐ事に勢力を注ぎ、多数の講演等をこなしていますが、SOHOとしてのスタートは11年前。宛名書きやポスティングなど、その時の自分にできるものを何でもやってきました。 いったん企画会社に勤務し3年前に再度SOHOとして独立。当時の牛来さんにとって一番怖かったのが“情報不足”との事。インターネットやあらゆるメディアの普及により沢山の情報を手に入れられそうな気がしていた私の疑問に対し、「“活きた情報”を手に入れる為には、いろんな人がいろんな視点でいろんな方法でしかも自然に集まった情報こそ意味があり、それは1人で集めた情報とは比べられない程、量や質に差が出るし、そんな誰もが感じている情報不足や1人でいる不安を回避する為に作ったのが広島SOHO'クラブであり、SOHOの為の共同オフィスです」と答えてくれました。 コミュニケーションって大切! クラブの設立目的が「SOHOのための交流の場づくり」であるように、牛来さんが大切にしているのが「人肌の感覚」つまり「逢える距離」です。牛来さんいわく、「仕事とは人との繋がり、人との信頼関係で成り立っています。人との付き合いを大切にし、誠実に仕事をしていく事がその後の仕事に繋がります。つまり相手の信頼を裏切らない、そして損得勘定でなく、関わった人との関係を大切にしていれば、仕事は“ひょん”な所からやってくるものです」との事。この話を聞き、普段1人で作業をする事の多いSOHOこそ仕事を続ける為にも“人と会う”ことが大切なのだと感じました。 またクラブ内で、「“SOHOと企業”“SOHOとエンドユーザー”そして“SOHOとSOHO”を繋ぐ拠点を創ることが夢」と語る牛来さんは、現在SOHOと企業を橋渡しする為、企業への意識改革も行っています。そんな牛来さんが、企業にオススメ出来るのはどんな人かを聞いてみると、“技術力はもちろん、それにプロ意識を持っている人”との事。具体的に言うと「納期を守るのは当たり前、企業との打合せで物怖じせずに話せる、伝えたい事を上手く伝えられる、報・連・相をマメにする、誠心誠意をもって対応できる、つまり、信頼出来る人」だそうです。信頼は一度失うとなかなか取り戻す事が出来ないもの、だからこそ大事にしなければと思いました。 SOHOという働き方を応援している牛来さんですが、一方で、誰でもSOHOというスタイルで仕事が出来る!という甘い感覚は捨てて欲しいとも言います。「SOHOは事業主です。厳しい言い方かもしれませんが、デザインセンスのない人にデザイナーが向いていないのと同じように、経営感覚のない人にSOHOは向いていないのです。努力を惜しまない人は成功するかもしれません。しかし、簡単に始めて簡単にやめてしまう人が多い現在、SOHOの全体的な印象を悪化させてしまっているのです。」と切実に語る牛来さんを見て、これからSOHOを目指す人は、やると決めたらどんな事があってもやり通す覚悟をしてほしいと思いました。 そんな牛来さんにも辛い時はあったはずと思い、どうやって乗り越えたのか聞いてみると「子供の笑顔」との事。どんなに涙があふれても子供達の笑顔を見ると、心から笑う事ができて乗り越えられたし、子供達にはとても感謝しているそうです。私は子供がいないので実感が湧きませんが、辛い時には子供に限らず家族とコミュニケーションをとるのも、SOHO長続きの秘訣かなと感じました。 最後に1言お願いしました。 ちなみに牛来さんの座右の銘は「目の前の人を大切にする」との事。一見、自分に何のメリットもないであろう人でも、大切にする事が自然に仕事に繋がっていくのだと言っていた言葉が実感に変わる頃には仕事が忙しくて大変!なんて状況になっているかもしれませんね。 取材執筆:上野久美子
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