|
現在、はつらつとした笑顔の元気な女性が増えています。その背景には、勤務場所にとらわれることなく自分の実力を仕事に活かせるSOHOスタイルの存在があることは確か。このコーナーでは、女性ならではの発想をSOHOにうまく活かし、理想のライフスタイルを実現している女性たちを「あこがれのSOHO人」とし、仕事のエピソードから裏話、将来設計にいたるまで根堀り葉堀り聞いちゃいます。同時に最近のSOHO事情まで見えてくるインタビューです。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
第6回は株式会社 アスクミー代表 松岡真知子さんに登場していただきました。 松岡さんは大学を卒業後、広告会社に就職。アルバイトに来いと言われて出勤した彼女に上司が宣言しました。「君は今日からコピーライターだ!早速この商品のコピーを100考えろ」。それが最初のお仕事だったそうです。 次々と来る仕事を無我夢中でこなして、実戦で実力を蓄えていったのでしょう。なんといっても広告業界は競争の激しい世界ですから。 それから10数年後に独立。独立して1週間でもとの職場の上司の紹介で仕事が舞い込んできました。2ヶ月近く昼夜問わず仕事をしたにもかかわらず、いろいろトラブルがあって、結果的には儲けはゼロ。「でもね、どんなことがあっても、それなりに得られることもあるわ。どうにもつらい、イヤだと思ったら、即仕事を辞めているわよ」と、きっぱり。 「松岡に依頼すれば、それなりの結果が出ると思われているみたいね」。クライアントから自然に仕事の依頼が続き、自分から名刺を配って仕事を取ったことは無いそうです。 「恵まれた仕事環境で羨ましいと、他人に言われることがあるけれど仕事の成果が最大の営業マンと思って自分なりのクオリティは保つように努力しているつもり」。だからこそ、仕事が仕事を呼ぶのでしょうか。 仕事を続けていく上で最も重要なのはクオリティと松岡さんは言い切ります。「プロとして仕事をしていくのであれば、きちんとした仕事をする。これが次ぎの仕事につながる。そしてそれが仕事の適正価格につながる」とおっしゃいます。 「自分の仕事に値段を付けるのは大変難しいし、正直言って見積をするのは苦手。でも市場を荒らすような仕事の値段の付け方には異議あり!自分を安く見積もるなんて、逆説に聞こえるかもしれないけれど、甘えすぎ。適切な仕事をし、正当な価格を頂くのがプロ。クライアントから快く払ってもらえたら最高じゃない」と、松岡さんはスカッとおっしゃいました。 「時給で報酬を換算するのもひとつの方法でしょう。受けた仕事を実際に作業する以外に、文献調べなど見えない部分の作業があるのは当たり前。結構時間をとられることもあるはず。その作業量をきちんとふまえた上でギャランティを判断しないとね。 パソコンのスキルに関しては仕事をしながら覚えていったので、特別にパソコン能力や資格を意識したことは無いそうです。「パソコンは苦手。でも理屈は分からなくても大概のことはできちゃうのよね」とサラッとおっしゃいました。 インタラクティブ・コミュニケーションに興味を持ち、独立後すぐに1996年(株)アスクミーを設立。クライアントとユーザーとの双方向のコミュニケーションを図る仕事をされています。 それは、ある時はリサーチであったり、PR誌の編集発行であったり、またコミュニティサイトの作成運営であったり…カタチは様々であっても、生活者の声をメーカーに伝えることで、よりよい商品、環境づくりに役立てられればと、意気込んでいます。 元気な女性の集まり「ASK ME NET」のメンバーたちとお互いに元気のエール交換をしながら、お仕事をされているそうです。「仲間がいると、元気倍増よ! 元気に遊ぶために、仕事もきちんとしようと思うの」と、意気盛ん。 「アスクミー」という会社の名前にふさわしく「何でも聞いて。私でお役に立てるのなら協力しますよ」という言葉に、まさにパワーを勢いを感じました。 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 取材執筆:猪島奈保美 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||