W-SOHO

あこがれのSOHO人にきく

現在、はつらつとした笑顔の元気な女性が増えています。その背景には、勤務場所にとらわれることなく自分の実力を仕事に活かせるSOHOスタイルの存在があることは確か。このコーナーでは、女性ならではの発想をSOHOにうまく活かし、理想のライフスタイルを実現している女性たちを「あこがれのSOHO人」とし、仕事のエピソードから裏話、将来設計にいたるまで根堀り葉堀り聞いちゃいます。同時に最近のSOHO事情まで見えてくるインタビューです。

■バックナンバー■
鈴木美子
鈴木美子(すずきよしこ)
Profile
生年月日
  1961年12月11日
血液型
  B型
星座
  射手座
主な業務内容
  「赤ちゃんとママの音楽サロン」
マタニティ・0・1歳の親子対象でクラシックの名曲と童謡を演奏 毎月第2木曜日/自由が丘にて
  「小さき太陽の会」
0・1・2・3歳対象の音楽とお話の会 毎月第3火曜日/駒込にて
  「音伽の会」
0・1・2・3歳対象の音楽とお話の会 毎月第2・4月曜日/大倉山にて
  「バレンタインコンサート&キッズプログラム」
大人対象と子ども対象のコンサートを近くの会場で同時開催 毎年2月開催
  その他、「リラクゼーションコンサート私の時間」「おやこコンサート」など不定期に開催
    詳細はhappymusic@mail.keikaibox.com までお問合せください。
仕事実績
  自主開催の音楽サロンやコンサートのほか、養護学校や幼稚園、保育園、子育て支援施設、育児サークルなどでの公演
1日の仕事のスタイル
  日々の暮らしでは、週3日ピアノレッスンを。
午前中や夜の時間を使い、音楽企画の事務や伴奏合せなどをしている。
音楽サロンが毎月4回。コンサートは、自主開催が年2・3回。ほか出張コンサート。
自主開催のコンサート前には、家はぐちゃぐちゃになっている。
  <ある1日のスケジュール>
 
6:30 起床
弁当づくり 朝食 洗濯
9:30 メールチェック
10:00 保育士の方と音伽の会の打ち合わせ
11:00 音伽の会2歳クラス
12:30 昼食
13:30 音伽の会1歳クラス
14:30 地域情報誌の取材
16:00 ピアノレッスン
18:30 風呂
19:30 夕食
TVを見ながらアイロンがけ
20:00 PCで事務処理
24:00 就寝
略歴
  武蔵野音楽大学ピアノ専攻卒業。東京コンセルヴァトワール尚美ディプロマコース修了。その後、ピアノ講師をしながら演奏活動を続ける。
1991年 結婚・出産後すぐシンガポールへ渡航
1993年 音楽仲間と音楽同好会を立ち上げる
1998年 帰国
1999年 HappyMotherNetworkにメンバーとして参加
2001年 HappyMusic発足
今回は、HappyMusic代表の鈴木美子さんにお話をうかがいました。 鈴木さんは、自由が丘や横浜・大倉山周辺ですてきな音楽活動をなさっています。

 主婦がつくった、主婦のための音楽企画「HappyMusic」を立ち上げ、ママと赤ちゃんのための音楽会や、子供も大人も楽しめるオペラなど、さまざまなコンサートを企画・運営している鈴木美子さん。自宅のスタジオで開く小さな音楽会も、ホールで行うコンサートも、音楽を通じて参加者全員が一体となって楽しめるような、あたたかい雰囲気に包まれています。


■「HappyMusic」のコンセプトは、海外での経験から

 そもそも、鈴木さんがこうした音楽活動を始めるようになったのは、ご主人の海外赴任がきっかけでした。長男が5ヶ月の時に渡ったシンガポールで、最初の2年間は家事と育児だけの生活を送ったそうです。その後、プロもアマチュアも一緒に行う音楽同好会を発足。帰国までの5年間の活動で、身近で音楽を楽しみたいという思いと、ママと子どもたちが一緒にリラックスできる場の必要性を感じたそうです。この経験が、「主婦のための音楽企画」、「子供の年齢にあった、ママがリラックス&リフレッシュできる演奏会」というコンセプトにつながっているのです。コンサートを包むあたたかい雰囲気も、ここからくるものなのですね。

■日本で活動を続けることの難しさとは

 シンガポールでは5年間に100回もの公演を行い、企画力とノウハウをたっぷりと蓄積してきた鈴木さんですが、帰国後の活動はゼロからのスタート。最初は思うように進まなかったそうです。日本では、多くの会場で毎日のようにコンサートが開かれており、それらの情報があふれています。そのため、コンサートへ足を運んでもらうことがとても大変だということが大きな理由です。それでも、「ぜったいに喜んでもらえるはず」と信じて続けてきた4年目の今、HappyMusicの存在は口コミで少しずつ広がり、活動は軌道に乗ってきています。

■「自分を生かせるかどうか」が活動のキーポイント

 「Happyな人生というのは、やはり、自分を生かせるかどうかにかかっていると思う。誰でもその人だけの光り方があるはず。光らせるためには、まずは自分を見つめること。そして経験を積むこと。」と鈴木さんは言います。
 鈴木さんは「主婦のためのコンサートピアニスト&音楽プロデューサー」という肩書で、ユニークなコンサートを開いています。ピアニストとしての技術、長年続けてきた癒やしのピアノ奏法の勉強、つちかってきたノウハウ、密室育児の経験――こういった自分だけの経験を最大限に生かすにはどうすればいいのかを、とことん考えた結果、たどり着いたのがHappyMusicの活動なのです。

■これからの活動は

 こつこつと地道に活動を続けることは、つらい時もありますが、思いがけない出会いを生むこともあります。何より、自分に対する自信が、静かにはぐくまれる時間でもあります。そんな中で、新たな企画や、CDを出すことなど、鈴木さんにはたくさんの“Happy!”の種があたためられています。その種たちが芽を出して、また新しい“Happy!”が広がっていくのが楽しみです。こんな風にゆったりと、ですが確実に活動が広がっていくのはとっても素敵ですね。

■最後に、こんな嬉しいメッセージをいただきました。

 「いろんなネットワークで、活動資金が足りない!という話をよく聞きますが、コンサートを開いてみてはいかがでしょうか?W-SOHOには、リーダー的な存在の人が集まっていると思います。HappyMusicを、みんなの“Happy!”のために使ってくださいね。」
 リラックス&リフレッシュに加えて、「私も、自分らしい何かを見つけてやっていきたい」と自然に思えてくるHappyMusicのコンサート。HappyMusicが企画を、主催者がそのネットワークで広報を、という役割分担で実現することができます。主催者のイメージと客層に合わせたプログラムから、また新しい“Happy!”の種が蒔かれていくことでしょう。

取材執筆: 佐田 砂絵


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作成:安福雅美