今回は、HappyMusic代表の鈴木美子さんにお話をうかがいました。
鈴木さんは、自由が丘や横浜・大倉山周辺ですてきな音楽活動をなさっています。
主婦がつくった、主婦のための音楽企画「HappyMusic」を立ち上げ、ママと赤ちゃんのための音楽会や、子供も大人も楽しめるオペラなど、さまざまなコンサートを企画・運営している鈴木美子さん。自宅のスタジオで開く小さな音楽会も、ホールで行うコンサートも、音楽を通じて参加者全員が一体となって楽しめるような、あたたかい雰囲気に包まれています。
■「HappyMusic」のコンセプトは、海外での経験から
そもそも、鈴木さんがこうした音楽活動を始めるようになったのは、ご主人の海外赴任がきっかけでした。長男が5ヶ月の時に渡ったシンガポールで、最初の2年間は家事と育児だけの生活を送ったそうです。その後、プロもアマチュアも一緒に行う音楽同好会を発足。帰国までの5年間の活動で、身近で音楽を楽しみたいという思いと、ママと子どもたちが一緒にリラックスできる場の必要性を感じたそうです。この経験が、「主婦のための音楽企画」、「子供の年齢にあった、ママがリラックス&リフレッシュできる演奏会」というコンセプトにつながっているのです。コンサートを包むあたたかい雰囲気も、ここからくるものなのですね。
■日本で活動を続けることの難しさとは
シンガポールでは5年間に100回もの公演を行い、企画力とノウハウをたっぷりと蓄積してきた鈴木さんですが、帰国後の活動はゼロからのスタート。最初は思うように進まなかったそうです。日本では、多くの会場で毎日のようにコンサートが開かれており、それらの情報があふれています。そのため、コンサートへ足を運んでもらうことがとても大変だということが大きな理由です。それでも、「ぜったいに喜んでもらえるはず」と信じて続けてきた4年目の今、HappyMusicの存在は口コミで少しずつ広がり、活動は軌道に乗ってきています。
■「自分を生かせるかどうか」が活動のキーポイント
「Happyな人生というのは、やはり、自分を生かせるかどうかにかかっていると思う。誰でもその人だけの光り方があるはず。光らせるためには、まずは自分を見つめること。そして経験を積むこと。」と鈴木さんは言います。
鈴木さんは「主婦のためのコンサートピアニスト&音楽プロデューサー」という肩書で、ユニークなコンサートを開いています。ピアニストとしての技術、長年続けてきた癒やしのピアノ奏法の勉強、つちかってきたノウハウ、密室育児の経験――こういった自分だけの経験を最大限に生かすにはどうすればいいのかを、とことん考えた結果、たどり着いたのがHappyMusicの活動なのです。
■これからの活動は
こつこつと地道に活動を続けることは、つらい時もありますが、思いがけない出会いを生むこともあります。何より、自分に対する自信が、静かにはぐくまれる時間でもあります。そんな中で、新たな企画や、CDを出すことなど、鈴木さんにはたくさんの“Happy!”の種があたためられています。その種たちが芽を出して、また新しい“Happy!”が広がっていくのが楽しみです。こんな風にゆったりと、ですが確実に活動が広がっていくのはとっても素敵ですね。
■最後に、こんな嬉しいメッセージをいただきました。
「いろんなネットワークで、活動資金が足りない!という話をよく聞きますが、コンサートを開いてみてはいかがでしょうか?W-SOHOには、リーダー的な存在の人が集まっていると思います。HappyMusicを、みんなの“Happy!”のために使ってくださいね。」
リラックス&リフレッシュに加えて、「私も、自分らしい何かを見つけてやっていきたい」と自然に思えてくるHappyMusicのコンサート。HappyMusicが企画を、主催者がそのネットワークで広報を、という役割分担で実現することができます。主催者のイメージと客層に合わせたプログラムから、また新しい“Happy!”の種が蒔かれていくことでしょう。
取材執筆: 佐田 砂絵
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