W-SOHO

あこがれのSOHO人にきく

現在、はつらつとした笑顔の元気な女性が増えています。その背景には、勤務場所にとらわれることなく自分の実力を仕事に活かせるSOHOスタイルの存在があることは確か。このコーナーでは、女性ならではの発想をSOHOにうまく活かし、理想のライフスタイルを実現している女性たちを「あこがれのSOHO人」とし、仕事のエピソードから裏話、将来設計にいたるまで根堀り葉堀り聞いちゃいます。同時に最近のSOHO事情まで見えてくるインタビューです。

■バックナンバー■
金森晴美
金森晴美(かなもりはるみ)
Profile
生年月日
  19X0年8月25日
血液型
  A型
星座
  乙女座
性格
  思いたったが吉日。自分の信念を大切にして前進あるのみ熱血人間
主な業務内容
  SOHOワーカーコンサルティング
【実業務として】
  SOHOステーション運営
SOHO支援事業
SOHOインキュベーション施設企画
経営者向け商業メルマガ
イベント企画
会員管理
【個人的には…】
  ライティング
各種講師
ディレクション
経営相談
代表的な仕事
  SOHO*egg
ビジネス企画&WEBページ管理
http://www.soho-egg.ne.jp/
1日の仕事のスタイル
  規則正しくないのですが、例えばインタビュー翌日は、こんな感じ。
AM 3:00 起床!寝てしまったことに青ざめつつ仕事
AM 8:00 蹴飛ばしつつ、子供を学校へ
AM 9:00 もんどり打って保育園
AM 10:00 這うように事務所へ。
仕事の指示&割りふり
AM 11:00 あわてて会議へGO!
AM 12:00 納品物のチェック開始
PM 1:00 クライアントへ納品
PM 1:00 やっとこさランチ
PM 2:00 走って仕事再開&打ち合わせなどなど
PM 5:00 つまづきながら退事務所
PM 6:00 最寄駅到着
PM 7:00 保育園お迎え、帰宅
すぐさまご飯のしたく
PM 8:00 またもや仕事再開
PM 10:00 バスタイム〜
PM 10:30 仕事〜
(間でラーメン食べたりして)
深夜 意識不明の死体状態で床に転がっている
略歴
 

罠にはめられ若くして結婚した後、ムクムクと沸き出てくる経営概念に体充満。とうとう爆発し事業を開始。仕事の酸いも甘いも体験し、人間観察眼は誰にも負けないと自負。SOHOコンサルティング業が天職だと自他共に認めはじめる。

第16回は、大阪を中心に多彩な活動を展開するスーパー・パワー・ウーマン金森晴美さんの登場です。

■ワークグループ設立。メンバーは約300名に

金森さんには、多くのSOHOワーカーと決定的に違う点があります。それは最初から「経営者」志向だったこと。何も知らない専業主婦時代に、「よし、これからはコンピュータの時代だ。事業を起こすぞ!」と決意。大きな野心が胸に芽生えた途端、急ピッチでさまざまなスキルを身につけ、パートナーを探しだし、瞬く間に「OFFICE KANA」というワークグループを設立したのです。う〜ん、スゴイ!

「事業を展開する上で、パソコンは絶対に必要と感じて購入したんです。さまざまなことを、必死で勉強しましたよ。操作はもちろんですが、経営からマーケティング、人材管理、コーチングまで、とにかくがむしゃらに……。私は最初から、『作業者』ではなく、『経営者』的存在になることをめざしていましたから。」公私ともに信頼できるパートナーと出会った後、1999年にワークグループ『OFFICE KANA』を設立。好調に増えつづける仕事量に対応するため、必要に迫られて増やしていったメンバーは、約300名に達しました。

しかし、そんな金森さんも失敗や挫折と無縁ではありませんでした。全力疾走であればあるほど、重傷を負うもの。自ら「血だらけ」と表現するほど、精神的に傷つき、仕事を辞めることも考えたとか。「でも、私って『喜』より『怒』がパワーになるみたい。「クソッ、覚えてろ!」ってターボがかかって、さらにパワーアップ(笑)。やっぱり人間、頭を打って成長していくんだなというのが実感です」。

失敗の具体的内容は、話してくれなかった金森さん。思えば、それが金森さん流コミュニケーションの基本なのです。彼女の口から出るのは、いつも前向きな話題、楽しい企画、励ましのメッセージ……。W-SOHO関西支部MLでも、メールマガジン「SO-KA!」編集部でも、金森さんのプラス志向は徹底しています。「みんなが忙しいなら、私がやりますよ〜」なんて、一番忙しい彼女に(^.^)マークつきで言われちゃうと、思わず他のメンバーも張り切ってしまう。「血だらけ」の経験が、彼女に与えたもの。それは、とても明るくソフトな人心掌握術なのかもしれません。

■SOHOコンサルティング業務

金森さんは、今年大きな転機を迎えました。「OFFICE KANA」から「HAPPY SOHO」へと法人化を視野に入れた改組を行い、大阪西区に誕生したSOHO&ベンチャー企業のためのオフィスビル「SOHO*egg」に事務所を開設したのです。

「SOHO*egg」は、それぞれのSOHOが個人、もしくは少規模では手にいれにくい理想的なオフィス環境(受付、応接室、最新機器、通信環境等)を共有の形で提供するとともに、それぞれの会員間の交流、情報交換を促し、SOHOの事業をサポートするという、全く新しいコンセプトのオフィスビル。金森さん率いる「HAPPY SOHO」は、その企画・運営ならびにWEB管理を担当。SOHOワーカーの事業を、「場所」「スキル」「保育環境」など多面的にコンサルティングし、サポートしていく「SOHOステーション」事業が本格的にスタートしています。7月中旬には、大阪に続いて札幌にも「SOHOステーション」をオープン。金森さんたちの取り組みが、SOHOの新たなワークスタイルを創造しようとしています。

■成功のカギは、ハッピー!と感じること

たったひとりの挑戦からスタートして、わずか5年。彼女のまわりには、今や広範なネットワークが広がっています。そんな金森さんが人一倍こだわってきたのが、「HAPPY」という言葉。新たな社名「HAPPY SOHO」にも現れている、この言葉に込められた思いは?「楽しくなければ意味がない、というのがすべての基本なんです。私は、いつも楽しい。スキなことを一生懸命やっているのですから、楽しくないわけがないのですよね。それを選ぶ権利は自分にあります。あなた自身の中にもきっとあるはずです。成功へのカギがあるとしたら、わたしは「HAPPY」だと感じることだと思いますね。どんなに睡眠時間がなくても、逆境に陥り苦しんでいても、自分のやりたいこと、めざしているものがあれば、苦しみより楽しみが勝る。だからこそ乗り越えられるんだと思ってます」。

彼女の「ハッピー」という言葉には、経営者としてくぐりぬけてきた多くの苦い経験とよろこび、誇り、そして未来への決意が込められています。仕事に悩むとき、頭をぶつけたとき、私たちも、自分に尋ねてみましょう。「私は今、ハッピー?」さまざまな心の糸がほぐれて、自分の進む道が見えてきそうな気がします。

取材執筆 : W-SOHO関西支部 富久保敦子


>>> ゲストライターご紹介  富久保敦子 さん (W-SOHO関西支部)
もともとは演劇人。1997年まで前衛的!?劇団を主宰、アーティストきどりで生きてきた。同時に、広告プロダクションで採用PR誌、入社案内等の取材・執筆を担当。現在は、企業メルマガ、女性誌、広告コピー等の執筆を手がける。関西支部メルマガ「SO-KA!」に、コラム「実録だよ♪40歳からのSOHO」を連載中!

■ホームへ戻る■
作成:安福雅美