W-SOHO

あこがれのSOHO人にきく

現在、はつらつとした笑顔の元気な女性が増えています。その背景には、勤務場所にとらわれることなく自分の実力を仕事に活かせるSOHOスタイルの存在があることは確か。このコーナーでは、女性ならではの発想をSOHOにうまく活かし、理想のライフスタイルを実現している女性たちを「あこがれのSOHO人」とし、仕事のエピソードから裏話、将来設計にいたるまで根堀り葉堀り聞いちゃいます。同時に最近のSOHO事情まで見えてくるインタビューです。

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堤香苗
堤香苗(つつみかなえ)
Profile
生年月日
  1964年6月16日
血液型
  AB型
性格
  大胆かつ繊細
実績
  多摩市学校跡地施設等活用検討市民委員(2002.07−)
経済産業省 日本工業標準審査会専門委員(2002.05−)
都市基盤整備公団 新郊外居住部会委員(2002.04−)
八王子市 話題の核づくりプロジェクト審議委員会(2001.10−)
財団法人日本SOHO 協会評議員(2001.04−)
静岡県 SOHO振興協議会アドバイザー(2001.04−)
日本テレワーク協会 マイクロビジネス協議会幹事メンバー(2001.04−)
株式会社まちづくり三鷹 産業プラザにてコーディネーター(2000.04−)
財団法人 相模原市産業振興財団 新商品開発アドバイザー(2000.05−2001.04)
東京都 多摩市まちづくり第4次総合計画市民委員(2000.04−2001.04)
在宅就業ポータルサイト協議委員会委員(1999.10.10−)
東京都 教育庁子育て環境整備プロジェクトの審議委員(1998.04−2000.04)
社団法人日本青年会議所関東地区東京ブロック協議会、多摩青年会議所所属
社団法人日本青年会議所社会起業化開発委員会、多摩市商工会議所所属
関連ホームページ
  キャリア・マム
おしごと@Home
略歴
 

大学時代よりフリーアナウンサーとして活躍。1995年 育児サークルPAO設立。1996年『キャリア・マム』設立。1997年 有限会社アクセルエンターテイメンツ創業。2000年 株式会社キャリア・マムを設立し、商品開発、マーケティング、SOHOワーカー支援、各種サービスへの提案や、コンテンツ制作を事業としている。  現在、株式会社まちづくり三鷹の「産業プラザ」にて、コーディネーターも務め、講演も行なう。 キャリア・マム内でも、キャリアアップセミナーや研修を行い、女性の社会参加を支援している。

今回は、ママのネットワーク「株式会社キャリア・マム」代表の堤香苗さんです。

 大学時代、フリーアナウンサーとして活躍し、出産後は、子供がいるからこそ、見える視点を生かした仕事をしたいと思い、現在のキャリア・マムの前身である育児サークルPAOを設立しました。

 「子供ができた時、地域のコミュニティーの中で出会う母親たちが、子供の預け先がないというだけで仕事ができないのは残念だと思い、在宅でも仕事ができるようになれば、彼女たちの能力を活かすチャンスが作れるのではないかと思い、このような支援を始めました。」
 と話す堤さんは、現在「おしごと@Home」というサイトを立ち上げ、SOHOワーカーの支援を行うなど、常に女性の社会参加の支援を行っています。

 そんな堤さんに、SOHOを雇う立場側としてこんな人とは絶対に契約しないという人物像を教えて頂きました。
 「約束が守れることが一番です。納期に遅れない、品質を仕様書どおりに仕上げる。また、キャリア・マムではプロジェクトチーム型で仕事をすることが多いので、相手の立場にたって仕事をすることが必須です。自分だけのやり方を、相手に強要する方は困ります。それから“頑張ったから”の一点張りで仕様書外の仕上げをされても支払いに値しませんよね。トラブルを自分で解決できずに夫に電話を入れさせたり、自分できちんと“ありがとう”と“ごめんなさい”が言えない人も、困りますね。」

 常に前を向き、主に主婦や起業を目指す人へのアドバイスをも行っている堤さんは、全国各地で講演・セミナー・研修を行っており、私も参加したことがあります。
 実際の体験をおり込みながら、分かりやすく、何度も頷いてしまう内容で、時間が短く感じるような話の進め方は、フリーアナウンサーとしての経験を存分に発揮していると感じました。
 また、その際に行った質問コーナーでのやりとりを拝見し、話を聞き出すのがとても上手い方だと感じました。通常、緊張して疑問に思ったことも発言できないことが多いものですが、この日は皆、発言でき、最後には時間オーバーで終了となった程でした。
 このやりとりを拝見し、ステップアップするために聞き上手になることは大事なことなのではないかと感じていたので、コツを聞いてみました。
 「ニュートラルな状態で、相手の話を聞くことですね。決して、“良い、悪い”を判断するのではなく、100%そのままに話を一旦受け止めることが大事です。言葉尻りを捉えるのではなく、相手が何を伝えたいのかという気持ちの動きに注目しています。これは、メールでも同じことだと思いますよ。」

 もう1つ、セミナーに参加して感じていたことがあります。それは、常に笑顔であったということです。参加者が集まりかけた講演開始前に、一際明るい声で“おはようございます”と会場に入ってきました。私はその笑顔に引き込まれてしまったのです。
 仕事で人と会う際の第一印象はとても重要です。そこで、元気と笑顔を維持する方法を教えて頂きました。  「会社の車に、お気に入りのCDを積んで、ボリュームをあげて、がんがん飛ばします。また、経営者仲間と話をしたり相談することで、解決の糸口が見えることもあります。子供の笑顔も、元気になる大きな要素ですよね。」

 最後にSOHOとして働く人へ1言お願いしました。
 大きな会社に勤めにでるか、自宅や小さなオフィスでもマイペースで、自分らしく働くか、大事なことは、自分が納得できるように働ける環境を整えることだと思います。もちろん、大切な応援団である家族の理解を得た上でスタートさせることも、困難にぶつかった時に、乗り越えられる鍵だと思いますよ。
 なぜ、自分が働きたいのかは、どう、自分が生きていきたいのかだと思います。
 まだまだSOHOには厳しい環境ですが、ひとりひとりがきちんとした成果を出せば、きっとSOHO型で働いていてもおもしろい仕事が創造していけると思います。
 みんなで、頑張りましょう!!

 常に身近にある不都合を良い方向へと導く堤さんの生き方を拝見し、発想の転換の必要性を感じたインタビューでした。

取材執筆:上野久美子

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作成:安福雅美