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あこがれのSOHO人にきく

現在、はつらつとした笑顔の元気な女性が増えています。その背景には、勤務場所にとらわれることなく自分の実力を仕事に活かせるSOHOスタイルの存在があることは確か。このコーナーでは、女性ならではの発想をSOHOにうまく活かし、理想のライフスタイルを実現している女性たちを「あこがれのSOHO人」とし、仕事のエピソードから裏話、将来設計にいたるまで根堀り葉堀り聞いちゃいます。同時に最近のSOHO事情まで見えてくるインタビューです。

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福山真奈美
福山真奈美(ふくやままなみ)
Profile
URLMail
生年月日
  196?年12月3日
血液型
  AB型
性格
  熱しやすくて冷めやすい、一つのことに集中すると周りが見えなくなる。
実績
  【データ入力部門】
  Excelデータ入力多数・Accessデータ入力多数・Word書籍入力・テキスト入力多数
【Web関係】
  予備校サイト全面リニューアル。都筑区役所ホームページボランティアとしてドラマロケ地ページ担当・まいぷれコミニティースタッフとしてレシピページ担当
1日の時間配分
  朝4時起床。スタッフからの納品・質問をチェック後、子供達を送り出し、午後4時くらいまでは集中して作業。その後、就寝前に再度作業時間。1日の作業時間は平均10時間前後、家事に3〜4時間前後。
略歴
 

東京生まれ、神奈川育ち。 コンピュータオペレータとしてデータ入力を多数経験。10年間の専業主婦を経て、再びデータ入力の仕事を経験後、SOHOとして活動開始。2000年にデータ入力グループPiccoloを立ち上げ、大量のデータ入力業務の統括・Webページの作成、と多忙な日々を過ごす。

SOHO歴
  データ入力歴 3年、Web作成歴 9ヶ月
今回はデータ入力グループ「Piccolo」代表の福山真奈美さんです。

 SOHOを目指す方の理由は様々ですが、職種として『入力』という言葉を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
 福山さんの場合、SOHOという言葉がまだよく知られてない頃から在宅でパソコンを使った仕事がしたいと考え、独学で勉強していたそうです。その後腰を痛めたのをきっかけに、SOHOというスタイルで働く事を決意。入力オペレーターとしての経験から、スピードには自信があったため、職種としてデータ入力を選択したのだそうです。

入力業務のコツって?!

 長年、入力業務に携わっている福山さんに作業に関するコツをいくつか訊いてみました。
 誰もが気になる単価はどんどん落ちる一方ですが、それでも一定の収入を得る為のコツはあるのでしょうか?
 「末端にいけばいくほど単価が落ちるので、できるだけ直クライアント取りの仕事をする事です。安い単価でも大量にこなせば総合計でカバーする事ができるようになります。」

 では大量にこなすために、入力や校正をする際はどんなコツがあるのでしょうか?
 「ブラインドタッチをして入力時からミスを少なくします。校正は画面上にて1次校正し、2次校正では出力赤入れ校正します。校正のポイントは、校正紙を1行ずつ折り返し、原稿の文字の真下に校正紙の文字がくるようにし、1文字1文字形で比べるように目を皿のようにして慎重に行います。ミスは赤字で大きく書き加え、修正をかけたら青字でレ点を付けて修正漏れを防ぎます。Excelの場合は、オートフィルターをかけて再度チェックすると良いでしょう。」

 その他にデータ入力の場合、速さよりもミスがなく正確なデータを要求されることが多いため“質の高い仕事をする”ことを心がけているのだそうです。

 このように沢山の経験の中で入力に関しての様々なコツをつかみ、できるだけ楽に量をこなす努力をしているそうですが、思っていたよりも時間がかかり、平均3時間睡眠で毎日入力をしてもなかなか終わらなかったこともあり、そんな時が一番辛いそうです。そんな無謀とも思える量を受注して納期に間に合わなくなって迷惑をかけることがないように、項目数が多い入力のときは、事前にサンプル原稿とフォームを送ってもらい、実際に入力してみて、無理のない範囲で受注する工夫もしているそうです。

 今まで伺ってきたように、入力業務は思っている以上に大変な仕事です。それでも希望者は後をたちません。そんな入力業務希望者へのアドバイスをお願いしました。
“誰にでもできる簡単な仕事”と思われがちですが、根気も要るし向き・不向きもあります。しかし仕様が読めてミスがなく質の高いデータを納期内に納品していれば、リピーターのクライアントが付いてくれます。とにかく沢山の実績を作ることが大切です。また、いきなり仕事を始めようとせず、SOHOのデータ入力をきちんと理解した方が良いです。“会社でデータ入力の経験があります”と言って応募してくる方も沢山おりますが、外でのデータ入力とSOHOのデータ入力は全く違う世界だと言うことを理解して下さい。

みなさんへ1言お願いしました。
 厳しい世界ですがとてもやりがいがある仕事です。徹夜続きできつい仕事の後に、クライアントから「正確なデータを納品してくれてありがとう。質が高いデータをいつも納品してくれるので、案件が入ったら一番に声を掛けます」等とお褒めの言葉を頂いたときなどは、疲れも一気に吹き飛びますね。

 データ入力ならできる。一度は思った事があるのではないでしょうか?
 しかし誰でも思い浮かべる仕事だからこそ、質の高い完成度やスピードといったものがより多く必要となるのだとあらためて考えさせられました。あえてこの業種に取り組むなら他の人にはない自分なりのアピールポイントをつくることが重要なのではないでしょうか。

取材執筆:上野久美子

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作成:安福雅美