W-SOHO

あこがれのSOHO人にきく

現在、はつらつとした笑顔の元気な女性が増えています。その背景には、勤務場所にとらわれることなく自分の実力を仕事に活かせるSOHOスタイルの存在があることは確か。このコーナーでは、女性ならではの発想をSOHOにうまく活かし、理想のライフスタイルを実現している女性たちを「あこがれのSOHO人」とし、仕事のエピソードから裏話、将来設計にいたるまで根堀り葉堀り聞いちゃいます。同時に最近のSOHO事情まで見えてくるインタビューです。

■バックナンバー■
若林友子
若林友子(わかばやしともこ)
Profile
生年月日
  194?年7月15日
血液型
  O型
星座
  蟹座
性格
  大雑把、懲りない奴
ホームページ
  仕事プライベート
主な実績
  【システム】
  販売管理システム、学生寮管理システム、図書管理システム、他AccessVBAにて
【ホームページ】
  主に議員団のサイトを制作及び管理
略歴
 

大阪生まれの大阪育ち。
中学卒業後、働きながら定時制の商業高校を卒業し、病院、学校、印刷会社、広告代理店、女性団体の事務局など多様な職種を経験し、プログラマーとして独立。
現在はWeb関連の仕事もこなす。
また、withSOHOを主宰しSOHO支援も行い現在に至る。

今回は、WithSOHOの代表である若林友子さんです。

 結婚・子育てと外で働く事をずっと両立してきた若林さんですが、沢山のしがらみでやりたい仕事はできなかったそうです。ようやく子育てにメドがつき、思いきり仕事に精力を傾けようとした時、ことごとく男性社会である現実にジレンマを感じ、人生一度くらい好きな仕事をしたいと願いSOHOという働き方を選んだそうです。
 その選んだプログラマーという職業の好きな所を聞いてみると、「何もないところから作り上げる魅力にとりつかれました。長年経理事務をしてきたのですが、プログラムは複式簿記の醍醐味に似たものを持っていたのですね」と教えて下さいました。

 ずっと仕事でプログラマーだったのならともかく、ゼロから始めた仕事なら、さぞ苦労されたのではないかと思って伺ってみると、意外にも「苦労していません」という答えでした。しかしよくよく伺うと、「納期に間に合わせる為の徹夜と本業の忙しさが重なり、普通なら辛いと思う事も、当時はやる気マンマンだったので辛いと感じませんでした」とおっしゃっていました。全てやる気で乗り越えてきたのですね。
 最初は副業とはいえ、実績のない当時、どうやって仕事を獲得されたのか疑問に思って聞いてみると、「最初は、昔勤めていて今も夫が勤めている会社の出入り業者になる事から始めました。その後、ネットを通じて知り合った方から仕事を頂きました」との事でした。また、人脈での仕事獲得から脱出する為「一にもニにも人とかかわる事」が仕事獲得の有効な方法なのだそうで、「特に大阪というところは顔を見て話をする必要性を感じます」とも語って下さいました。

 現在、本職とは別にWithSOHOというMLを立上げ、SOHO支援も行っているそうなのでMLの立ち上げの理由を尋ねてみました。「他のMLで不自由を感じたからです。SOHOといえど、全くひとりでできる仕事は限られていて、時には協力を求めたい事もあるのです。」
 実際に、MLではどんなアドバイスをしているのでしょうか?
「可能性とやる気をそがないように気を付けています。また、初心者の方には、自分が一緒に仕事をするなら、これくらいのことはできて欲しいと思う、SOHOとしての基本的な知識のアドバイスを心がけています。」

 ついでに、若林さんがSOHOというスタイルをとる上で、一番心がけておられる事も聞いてみると、「逃げたくても、誰も代わってくれないですから、しんどい時は足を出す事です。そうすれば、事態は必ず何らかの変化をします」と、SOHOというスタイルだからこそ、外に出る事の必要性も教えてくださいました。

 最後に1言お願いしました。
 SOHOという言葉が一人歩きをして、多くの女性に幻想を抱かせていますが、SOHOは仕事形態のひとつ、パソコンも仕事をするための道具にすぎません。大事なのは一体何の仕事をするのかということだと思います。SOHOに限らず、やりたいことを明確に持っている人は歩く道がよく見えるのですね。

 また、専業になって3年間、在宅で頑張ってきた若林さんは、2002年10月からオフィスビルの一室を確保し、HOMEオフィスからSMALLオフィスになりました。「子育てが終わると次は親の問題など、女の人生は常に家族に縛られています。今回のオフィス独立もそんな問題の一端がきっかけですが、そんなマイナスをプラスに!そして出たからにはそれなりの発展を!」と気合を新たに力みなぎるコメントを頂きました。

 経理事務からプログラマーへと見事な転身を図った上に、HOMEオフィスからSMALLオフィスへと発展した努力と、プログラマーという仕事が大好き!と言いきれる若林さんの生き生きとした人生を拝見し、転機をチャンスに変えたパワーを見習おうと思いました。

取材執筆:上野久美子

■ホームへ戻る■
作成:安福雅美