W-SOHO

あこがれのSOHO人にきく

現在、はつらつとした笑顔の元気な女性が増えています。その背景には、勤務場所にとらわれることなく自分の実力を仕事に活かせるSOHOスタイルの存在があることは確か。このコーナーでは、女性ならではの発想をSOHOにうまく活かし、理想のライフスタイルを実現している女性たちを「あこがれのSOHO人」とし、仕事のエピソードから裏話、将来設計にいたるまで根堀り葉堀り聞いちゃいます。同時に最近のSOHO事情まで見えてくるインタビューです。

■バックナンバー■
萩原明子
萩原明子(はぎわらあきこ)
Profile
誕生日
  12月9日
血液型
  A型
星座
  射手座
性格
  貧乏ヒマなしの行動派
業務内容
  WEBコンテンツライティング
雑誌・書籍執筆と編集
WEB制作
仕事環境
  Macintosh iMAC
Macintosh G4 Cube
IBM Thinkpud iシリーズ
EPSON MJ-830C
OLYMPUS CAMEDIA C-1
SONY Digital Mavica
FAX Lモード対応
書籍実績
  明日香出版「初歩のパソコン」付録『ファイルの解凍・圧縮事典』48p
笠倉出版「デジタルカメラ楽々活用術」共著
西東社 「ITがわかる しくみがわかる」共著
成美堂出版「得する儲かるインターネット活用術」共著
在宅コーディネート
  SONY PAW^2 サポートチーム
祥伝社ムックシリーズ 編集・執筆チーム
WEBライティング
  Yahoo! BB
So-net KidsParty「どんなお仕事できるかな」
略歴
 

(株)ソニープラザ退職後、数年の専業主婦を経て、PCインストラクター、ヘルプデスクを経験する。1997年秋、NIFTYserve「ビジネス創造フォーラム」サンノゼオフにて、アメリカの在宅ワーク事情に触れる機会があり、一大決心。帰国後、「WIZDOM satellite office」を設立し、フリーランスライターの道へ。

第11回はWIZDOM代表の萩原明子さんの登場です。

 「石の上にも三年、吉と出るか凶と出るか、とりあえずやってみるか!」と自宅で仕事を始められ、今年で5年目。パソコン雑誌でADSL導入法を書いたり、DVD作品の紹介記事やヨットカタログのキャッチコピー書き、インタビューのテープ起こし、平行して、WEB制作ディレクションや在宅ワーカーコーディネートなどなど、そのお仕事は広範囲にわたります。

 「自分の興味のある分野はとりあえず、顔を出す」をモットーに仕事に 取り組んでおられる萩原明子さんにお伺いしました。

質問1)最初の仕事状況と現在の主な仕事はどのようなものでしょうか?
 最初は、できる事はなんでも…と、ライターの仕事以外に、名刺の入力、展示会の受付、パソコンのインストなど、なんでもかんでも受けていました。しかし、なんでもできるということは、得意分野がアピールしにくい事に気がつき、最近は、WEBコンテンツライティングの仕事が4割、雑誌・書籍執筆、編集が3割、在宅ワーカーコーディネート(WEB制作、データ入力、報告書作成)が3割といった感じで仕事をしています。

質問2)SOHOになられたきっかけは?
 今から5年前の夏、NIFTY「ビジネス創造フォーラム」でサブシステムオペレーターをしていた私は、9時5時で通産省のRWCプロジェクトでお勤めしていました。フォーラムの掲示板で、海外でオフ会をしようと話が盛り上がり、ちょうど仕事で使いはじめたインターネットの最新事情を知りたいという気持ちもあり、買ったばかりのノートパソコンを抱えて「サンノゼ」に集合。シリコンバレー近辺の本屋で、SOHO関連の雑誌が山と積まれ、在宅ワークが当たり前という就業形態を見て、「パソコンと電話線があれば、こういうやり方もあるのだ。これなら、私にもできそうだな」と思ったのが、仕事を始めるきっかけでした。

質問3)SOHO最初の仕事環境はどのようなものですか?
 アメリカから帰国後すぐにISDNに申し込み、FAXを購入、HP作成の勉強も兼ねてHPを開設しました。当時は、ISDN回線は会社(ビル)で引くのが一般的で、ターミナルアダプターも子供の道具箱くらいの大きさでした。工事の時に NTTから見学者が数名やってきて「なんだ、普通の家じゃん」と言われたことを覚えています。自宅ではコンピュータは永年Macを使っています。

質問4)ビジネスチャンスはどのようにゲットしたのでしょうか?
 オフ会で配っていた名刺に<オンラインライター>と入れたのは帰国後すぐです。フォーラムで知り合った人に声をかけ、出版関係の集まりがあれば顔を出し、忘年会、新年会には名刺を持って挨拶回り、顔を覚えてもらう事に力を入れていました。

質問5)SOHOに向いている人はどのような人と思われますか?
 SOHOワークは、自分自身をマネージメントできる人が向いていると思います。仕事はたとえ多岐に渡っても基本は「見積を出せる」と「納期を守る」と「自分の力量を知る」です。これさえ把握していれば、それほど難しいことはありません。でも、このうちのどれかを見誤る、あるいは過信すると、ほんの小さなほころびから、大きなトラブルに発展してしまう危険性が高くなるでしょう。

質問6)今現在の心境をお聞かせください。
 振り返ってみれば、いろいろな事がありました。私のHPで仕事を始めた頃の日記を掲載していますが、比較的順調なようで、トラブルも多々ありました。「辞めよう」と思ったことも何度もあります。クライアントに逃げられて、家族から借金してワーカーさんに支払いをしたことも、納期に間に合わないワーカーさんの仕事部屋の隣で夜を明かしたこともあり、「人生、いつもがけっぷち〜」の連続でしたが、仕事仲間に支えられ、それを乗り越えての5年間でした。失敗を恐れていては何もできません。経験値がアップすれば、トラブル時の対処法や回避法を覚えていけます。これからも、自分の夢を持ち続け、仕事をしていきたいと思います。

取材・編集:猪島奈保美

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作成:安福雅美