私の27歳はワーキングマザーとしての出発点だった。その選択は、まっすぐ今の私に続いている。そして今、私はその中で揺れている・・・。
だから、「今」に自信を持つ人たちの27歳の選択を聞いてみたいと思った。
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この本には迷路の脱出方法なんて書かれてない。
16人の先輩ワーキングウーマンたちが、何を考え、どういう選択をして成功を掴んできたのかが語られているだけ。
でもひとりひとりのその話の中に、必ず「自分自身の心に響くひとこと」があるって気づいたとき、私は自分の中に迷路の出口を見つけたような気がした。
- 私自身ってなんだろう?
(TOKOさん)
- 私らしく、このままでいいんだ
(大庭みづほさん)
- 男社会で生き抜くには「女性の特性を生かす」ことが大切なのよ
(湯川久子さん)
- 私に一番必要なのは、カタチとしてアピールできるものだ
(下村由理恵さん)
- 私に必要なのは、私自身を磨くこと
(梅崎宏美さん)
- ものごとはイメージする方向へ進むことが多いの
(船越妙子さん)
- 一つひとつ、その時その時の点が、線になってつながってゆく
(殿村今日子さん)
どうしてこれが迷路の出口の光なのか、それは私にしかわからないことかもしれない。でも私にとっては、私がこの言葉たちを選んだということ自体に意味がある。そしてそれが、今の私の進むべき方向を示してくれているように私には思えるのだ。
本当は誰でも皆、自分自身の中に迷路の出口を持っている。
でも、それが見えなくなることがある。そんな時、この本を読んで心に響く言葉を拾ってみれば、迷路の先に光が見えてくる。選ぶ言葉は人によって、時によって違うだろうけれど、それが「その人のその時の迷路」の出口の方向なのではないだろうか。
書評:安福 雅美 |